不倫慰謝料請求 ホームズ法務事務所公式ブログ

本ブログでは、不倫慰謝料請求についての理解とその請求の仕方について疑問にお答えします。

vol.005 謝罪

 

 不倫が発覚した場合、不倫相手の取るべき行動として一番穏当なのは謝罪することですね。不貞行為の事実を否定したり不自然な弁解をかさねることは、不倫された家族の精神的苦痛を増大させることになります。

 

 また、裁判においては謝罪しないことが不貞慰謝料の増額の認定事由になり得ます。逆に、素直に謝罪することが不貞慰謝料額の減額につながることもあるのです。

 

 さらに、慰謝料請求の結果、不倫相手から配偶者にその一部を求償される事態は、請求者にとって不都合なのが通常です。

 

 したがって、請求者側は配偶者に求償されることを避けたく、もし素直な謝罪があり、また求償しない旨の誓約に応ずるなら、請求額を減額する考えである旨を提案をすることがよくあります。

 

 このように、証拠をもって慰謝料請求を受けたときは、素直に謝罪に応ずるのがまずは穏当といえます。

 

ホームズ法務事務所

ベストカウンセラー・行政書士 川上 徹

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